好きこそもののなんちゃら

応援する気持ちを届けたい

なにをやってもあかんわ

3rdアルバム「SAITAMA」で捨て曲として作ったはずが、一番再生回数を稼いでしまったというおっちょこちょいな迷曲。

 

もとい、聴くと「もうちょい頑張ってみるか」って気にさせてくれる名曲です。

 

しんどいときって、励ましてくれる前向きな言葉より、

「しんどいわー」って共感してくれる言葉のほうが、

気持ちが救われるの、なんでなんですかね。

 

そういうネガティブだけど勇気を与えてくれる音楽に関して、

僕の中では、今のところ岡崎体育の右に出るものはいません。

 

 

♪「もうなにをやってもあかんわ」

♪「もう実際問題あかんとおもった時点でもうあかんわ」

♪「もう一体全体なんなんだ もういっそ一生寝たろかな」

 

こうやって文字に起こしてみると、

もうほんとどうしようもない歌詞です。

 

でも、それが岡崎体育の音楽に乗ると、

不思議と元気出そうって気持ちになれます。

 

ちなみに、僕も車とかでこれ歌っちゃうとき、

“10秒スキップしたら叫んでる”でお馴染みのThe First Takeで、

体育くんがやったのと同じ間違いをしがちです。

 

 

♪「筋書きのない昼夜逆転劇は宝の山か それとも臓器肉骨神経蝕む墓場か」

 

アルバム制作とか楽曲提供のプレッシャーの中で、

徹夜で曲を考えて不規則な生活になることも多いだろう。

 

そんなことを続けて、心身を壊す不安と、

自分の音楽が売れて稼げる期待とが交じり合った感情が伝わります。

 

心配になっていつも言っちゃうけど、

体育くんよ、

大変な中でもできる限りココロとカラダを労わって、ずっと健康でいてくれよな!

 

 

♪「西日の台所で一人で食うボロネーゼ(冷凍食品)になんか泣きそうだ」

 

カッコをカッコと読む斬新な歌詞。

 

冷凍食品のパスタは一人暮らしの味方です。

ボロネーゼは特にうまいのよ。

 

体育くんはもう印税で生活できるんかもしれんけど、

こうして庶民目線で歌ってくれるのが嬉しいっすね。

 

僕は台所で一人メシ食いながら、なんか泣きそうになる日々がまだまだ続きそうですが・・・

 

 

♪「潜在的にはトップオブザワールド 感覚的にはアカデミー賞 現実的には烏合の衆のそれ以下の以下の以下」

 

渾身の捨て曲の中で特にお気に入りの歌詞。

 

何もかもうまくいかなくて、理想と現実のギャップに落ち込むこともあるけど、

やっぱり自分の中にアツいものがある人は、最終的には何かを成し遂げてしまうものです。

 

そして、それがまさに岡崎体育という男。

 

 

♪「天津飯と酢豚のセット 幸せのカタチやな」

 

僕の幸せのカタチは、チャーハンと餃子のセットやな。

ゴロが全然よくない。。

 

 

 

この曲は、制作費用ゼロというエコなMVも魅力的。

 

岡崎体育だからサマになる、

寝起きかと思うくらいの脱力感と安っぽさが、いい味出してます。

 

youtu.be

 

次は、「Liar」です。