MUSIC VIDEO
2017年に文化庁の新人賞までとっちゃって、
岡崎体育を世に知らしめたとされる曲。
そんな曲に、2023年の今、感動している数周回遅れのファンです。
まだまだ潜在的ファンがたくさんいるってことやな!
今さら紹介するものおこがましいですが、
ミュージックビデオのあるあるをネタにしたこの曲。
おもしろいのはもちろんなんだけど、
音楽がすごく作りこまれていて聴きごたえもある。
いわゆるA→B→サビ→2A→2B→サビ→C・・・
って構成ではないところも、
既存のJ-POPへの挑戦というか、
それほど大げさなことではないかもしれないけど、
ただのネタ曲じゃないぞっていう意志が伝わってくる。
さながら、クイーンのボヘミアン・ラプソディーやん!
って僕は思っちゃった。
♪「アナログテレビ何台か並べて 砂嵐流しとく」
福岡に住んでいる僕には、キャナルシティ博多が思い浮かびます。
福岡のファンの方にはわかってもらえるかな。
なので、MVに登場するアナログテレビは思ったより数が少なかった。笑
♪「ドンピシャのタイミングで パンッ! 『はい、カット!』が聞こえるような」
サビの後半、すごくリズムにはまった気持ちいいフレーズ。
歌詞とリズムのリンクが見事。
♪「ゆるぎなき制作意欲は作り手の願い ~ 一億人に届け MUSIC VIDEO」
MVあるあるを面白おかしく歌ってはいるけど、
どんなMVにも、その作り手の想いが宿っていることにリスペクトを忘れない、
体育くんの心意気を感じる。
♪「何のメッセージ性やこれ どういう気持ちで見てたらいいの? えっ、えっ、もったいない もったいない」
最初、ストリーミングで聴いていたので、この部分は何のこっちゃだったけど、
MV観て意味がわかりました。笑
この曲は、タイトルどおり、MVを観ながらしっかり消化すべきですね。
次は、「感情のピクセル」です。