好きこそもののなんちゃら

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ニニニニニ

果たしてこれはカタカナの「ニ」なのか、

漢数字の「二」なのか。

何をテーマにした曲なのか。

 

答えを知るために聴かずにはいられなかった一曲。

まんまと岡崎体育トラップに引っかかってしまった。

 

 

イントロで、漢数字の「二」ということはわかりました。

和歌にフィーチャーした曲だってことも、とりあえず。

 

 

♪「世に知らぬ 心地こそすれ 有明の 月のゆくゑを 空にまがへて」

♪「めぐり逢ひて 見しやそれともわかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」

 

 

源氏物語に登場する紫式部の短歌。

2つ目のほうは、百人一首の歌ですね。

小説にメロディつけた曲は聴いたことはあるけど、

和歌にメロディは初めて聴きました。

 

あ、そもそも和歌はミュージックか。

 

 

この曲は、NHKのよるドラ「いいね!光源氏くん」の主題歌ってことだけど、

短歌をまるっと歌詞にしちゃう大胆な発想が潔い。

 

 

♪「好きー好きー好きー好きー好きー」

 

サビでタイトルの意味が明かされます。

このタイトルと歌詞を思いつく才能にあっぱれ。

 

本質は無駄を削ぎ落としたところに宿る。

 

こういうシンプルなのが伝わることもあるよね。

人生難しいことを考えなきゃいけないこともあるけど、

最後は心からの言葉を人に伝えたいと思う。

 

 

♪「五七五七七じゃ字足らず」

 

字足らずどころじゃないけど!笑

 

でも、それがいい。

直しは要りません!(©︎夏井先生)

 

 

♪「ニニニニニで精いっぱい」

 

会社の内線で「2222」に掛けることがよくあるんですが、

最近はその内線に掛ける度に、このメロディが頭の中で流れて、

仕事がしんどいときも気分がアガります。笑

 

 

源氏物語の主な舞台とされる宇治出身のミュージシャンとして、

腕が鳴りまくってる一曲でした。

 


次は、「MUSIC VIDEO」です。