好きこそもののなんちゃら

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キミの冒険

何を隠そう、平成元年生まれの僕や体育くんはポケモン世代。

 

僕んちは、ゲームを買い与えてくれるような家庭ではなくて、

小学校でみんながポケモンの話をしているのについていけず、

僕が母親に初めて買ってくれと懇願したゲームソフトが「ポケットモンスター(緑)」でした。

 

当時はまだ、ねずみ色のでっかいゲームボーイに単3電池を4本。

通信ケーブル持ってる友達が神の時代。

 

めちゃくちゃハマりました。

150匹集めたところで、ミュウを出現させる裏技に失敗して、泣く泣くリセット。

もう一度150匹集めなおして、今度はうまくミュウをゲットして、

151匹の図鑑を完成したときの達成感といったらね。

ポケモンいえるかな」も当時は完ペキに歌えてたなあ。

 

たぶん似たような少年時代を歩んだであろう

岡崎体育によるポケモン映画の主題歌です。

 

 

♪「見たことないやったことないを恐れないで さあフューチャーヒーロー」

 

「フューチャーヒーロー」って素敵な言葉だ。

少年少女たちの未来はきっと明るい。

そうであるようにするのが、僕ら大人の務め。

 

 

♪「最初に会った時より~」

♪「最後に会った時より~」

 

 

こういうちょっとした詩の対比が結構好きだったりする。

一字しか変わらないのに、時の流れを感じるよね。

 

 

♪「服も少しよごれてるくらいのほうがキミらしくていいや」

♪「笑顔は昔からずっと一緒 相変わらずでいいや」

 

 

映画を観ていないのでわからないけど、

この曲のキミとボク(ワタシ)は、どういう関係だろう。

サトシとシゲルのようなライバル関係性かな?

それもとタケシやカスミのように、ともに何かを目指した仲間かな?

 

同時に、歌詞から父性と母性を併せ持ったようなでっかい親心も感じさせてくれるのは、

僕らが大人になった証か、岡崎体育の風貌のせいか。

 

 

♪「夢を声に出すことの大切さは キミが教えてくれたんだ」

 

この一文は、まさにポケモンの世界観を表しているし、

岡崎体育そのものでもあると思う。

 

ポケモンマスターになると誓ったサトシ。

30歳までにさいたまスーパーアリーナでワンマンライブをすると誓った岡崎体育

 

僕は、何か目標があっても、

声に出した後に失敗するのが怖くて、

不言実行タイプで保険かけまくりの人生。

 

 

♪「かっこわるくて ダサくて あきらめ悪くて 弱くて でもその瞳には一輪の炎が咲く」

 

この歌詞も、体育くんが自分自身のことをイメージして書いたのかな。

 

音楽の夢を諦められず、脱サラして、

自分が決めたタイムリミットまでの目標をことごとく達成してきた体育くんのことを、

僕は尊敬する。

 

ぜんぜんかっこわるくなんかない。

 

 

次は、「まわせPDCAサイクル」です。